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リファラル採用vol.2 そもそもCOBOLとは?
COBOLとは、「Common Business Oriented Language」(*4)の略で1959年に国際標準として公開されたプログラミング言語です。(還暦を迎えました。)
近頃COBOLは何かと“良くない”話題に挙がっています。
『COBOLのアプリが動いているところを見たことがない』ということは『無くても困らない』とまで言い切る人たちもいます。
そのため、時代遅れなイメージがあるCOBOLは人気が低迷(*1)しており、技術者の確保が難しくなることが予想されています。プログラマーを目指す多くの若者にはWebアプリケーションやゲーム、人工知能など、最先端技術に触れられる開発や言語に人気があります。
しかし、業界全体からみるとそもそもCOBOL資産が膨大なため、保守・開発案件が増え続けているにもかかわらず、ベテランが引退していく一方で新しい技術者が供給されないことが問題(*2)になっています。
そういう意味では、COBOLは「2025年の崖」(*3)の“金メダル候補”です。
しかし、若いプログラマーこそCOBOLをマスターしておいた方がベターかもしれません。
どうしてなのか?それをこれからのコラムで説明していきます。
注.
*1 プログラミング言語の人気度を測る指標としてしられる「TIOBE Index for April 2019」
では24位、2019年4月発表の「PYPL PopularitY of Programming Language」では
ランク外となっています。
調査結果からも、人気度が高いとは言えないことがわかります。
*2 ・2020年春期情報処理技術者試験より、出題プログラミング言語からCOBOL
が除外されます。
・2019年2月に社会問題に発展した厚生労働省の「毎月勤労統計調査システム」
での不正処理は、調査の結果『COBOLプログラムの改修時に漏れがあったが、
技術者不足でそれを見逃したことが原因』と指摘されました。
この「統計」が正常な値でないとすると、大きな影響としてはGDP(国内総生産)
の計算値が正常か疑わしいという、国としての指標すら危ういものになってしまいます。
また、身近な例で言えば、万が一失業した際に手当として支給される「失業保険」の
算出にも影響するので、国家予算にも影響する大問題になりました。
*3 経済産業省が2018年に発表した
『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』
において、複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムが残存した場合に
想定される国際競争への遅れや我が国の経済の停滞などにより、最大で年間12兆円
の経済損失が生じる可能性についの指摘。
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vol.2 そもそもCOBOLとは?
COBOLとは、「Common Business Oriented Language」(*4)の略で1959年に国際標準として公開されたプログラミング言語です。(還暦を迎えました。)
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